病院開設許可後80年のあゆみと記念行事

当院はこの秋、開設許可後80周年を迎えます。

昭和12年10月に北越医療購買利用組合刈羽郡病院として開設許可を受け、2年後の昭和14年11月に柏崎市本町で開院しました。当時の病床数は27でした。昭和23年6月には学校町に移転、27年5月に新潟県厚生連が設立されたことで、厚生連刈羽郡病院となりました。病床数は一般67床、結核107床でした。
その後少しずつ規模を拡大し、昭和39年11月の改修工事完工時には一般233床、結核35床、精神98床となりました。
昭和42年には結核病床を廃止、昭和53年12月からは人工透析療法を開始しました。

建物が老朽化し手狭になったことで、平成3年6月、現在の北半田地内に病院を新築移転することになりました。病床数は一般375、精神65でした。その後も少しずつ整備を重ねながら現在に至っています。
平成19年4月には柏崎市休日夜間急患センターを当院内に併設、7月には精神科病棟を休止しています。平成21年4月には精神科病棟を回復期リハビリ病棟に改修しました。
そして平成24年4月、長らく皆様に「郡病院」として親しまれてきた病院名を、時代に即応するものということで、「柏崎総合医療センター」に変更しました。
平成26年10月にはできるだけ6人部屋をなくしたいという思いで病床を削減、一般355、回復期リハビリ45、計400床で現在に至っています。本当は6人部屋を全て4人部屋として、少しでも入院される方の療養環境の改善を図りたかったのですが、そうなると病床数が減って救急の患者さんの受け入れに支障をきたす恐れがあり、やむを得ず一部は5床室として残しました。

当院がここまで来ることができたのは、利用して下さる皆様のお蔭です。今後も皆様のご期待に応えるべく、職員一同力を合わせて努力していきたいと考えております。どうかよろしくお願い申し上げます。

さて、当院では80周年を記念して、いくつかの行事を企画しております。
まず10月14日に病院祭を開催いたします。今年のテーマは「病院開設許可80周年~これからも地域と共に」。
長岡赤十字病院に配備された県内2機めのドクターヘリが飛来し、出動要請がない限り、暫く当院敷地内にとどまります。是非この機会にご覧いただけるといいのではないかと思います。
さらに重要無形民俗文化財「綾子舞」の公演もございます。
他にも様々な企画を準備して、皆様のお越しをお待ちしております。

11月には記念行事を2つ予定しています。一つは「がんと付き合う」をテーマとしての講演会(11月11日、柏崎市文化会館アルフォーレ)です。ご自身が乳がんを体験された伊勢みずほ氏、精神腫瘍学を専門とされ、遺族ケアなどにかかわっておられる埼玉医大の大西秀樹教授、そして笑いが健康に及ぼす影響を研究しておられる笑医塾塾長の高柳和江氏の3氏をお迎えしてお話を伺います。その後私も加わって、4人でがんとの付き合い方について話し合うことにしています。
もう一つは今後の柏崎地域の医療の在り方を考えるパネルディスカッション(11月23日、柏崎市産業文化会館)です。櫻井柏崎市長、品田刈羽村長にもご参加いただき、他のパネリストとともに話し合う予定です。
柏崎地域の医療はけっして安泰ではありません。二次医療圏単位での病院再編を目指す国の方針のもとで、柏崎地域はどう対応して行けばいいのか、皆様と一緒に考えてみたいと思います。

是非皆様にご参加いただきたく、よろしくお願い申し上げます。

平成29年10月12日
病院長 藤原正博

カテゴリー: 院長の部屋