病院祭のご報告とお礼

10月13日(土)に第22回病院祭を開催いたしました。当日は好天に恵まれたこともあり、2,027名の方々にお出でいただき、盛況でした。足をお運びいただいた皆様に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

私達が病院祭を開催する理由…、それは市民の皆様に病院を、そこで働くスタッフを、そして医療というものを知っていただきたいと思うからです。

医療は不確実で限界があります。様々なリスクを抱え、「絶対」ということはありません。その中で皆様が医療を受け、私達が医療を提供するためには、お互いの信頼関係が何よりも重要です。
信頼関係を築くためにはお互いを知る必要があります。今回の病院祭がそのための一つのきっかけとなったとしたらうれしいのですが…。

今回初めての試みとして医療に関する川柳を募集しました。当日分と併せ150篇余の作品をお寄せいただきました。当院スタッフへの思い、外来待ち時間が長いことについてひとひねりしたもの、コミュニケーションの大切さを題材としたもの、生活習慣病への対応の難しさ等、内容は多岐にわたっておりました。

その中で院長賞として選ばせていただいた作品は、「助け合い 信頼しあっての 医療かな」
不確実な医療の実践にあたっては、医療側と患者側とのお互いの信頼が何よりも重要、という私の思いを汲みとっていただけたのであれば幸いです。
また看護部長賞は「看護師さん いつもニコニコ 愛のムチ」「救外に 連れし我が子も 皆勤賞」でした。

例年ですと各診療科の医師よりそれぞれの科のトピックスについてお話しさせていただいているのですが、今回は「病院長と柏崎市民との対話」と題して、まず私が柏崎刈羽地域の医療の現状についてお話をし、引き続き市民の皆様のご意見を伺うという企画を立てさせていただきました。
50人余の方々が私の話に耳を傾けて下さいました。その後の対話も活発なご意見をいただきました。私にとっては耳の痛いお話もありましたが、皆様の当院への思い、期待を感じることができました。この場を借りて御礼申し上げます。

「日本海太鼓」の公演を初めて見ることができました。素晴らしいの一言です。柏崎に来て10年近くになりますが、これまで目にする機会がなかったことが残念。今後の益々のご活躍を祈念しております。綾子舞もそうですが、子ども達に是非伝統を受け継いでほしい、心からそう願います。

北海道胆振東部地震のときに出動した当院のDMATの活動報告もありました。DMATは阪神淡路大震災を教訓に全国規模で結成されるようになったものですが、当院では中越沖地震をきっかけに一隊を組織しました。中心になって頑張っているのは津吉整形外科部長。さらに消防との災害時連携協定を結び、一緒に行動することで準備を進めていたのですが、思ったよりも早く活動の機会を与えられました。
DMATは発災直後に出動し、特に地震の場合は大きな余震が続く中での活動ですから、危険を伴います。そんな中使命を全うし、全員が無事に帰還できたのがなによりでした。

ステージではこのほかに仮面ライダーエグゼイドのショーがあり、大勢のお子さんでにぎわいました。
また病院スタッフによる歌をご披露させていただきましたが、皆様のご感想は如何だったでしょうか。医療はチームなんだという私達の意志表示のつもりだったのですが、ちょっと練習不足だったかもしれません。
ピアノ伴奏をしてくださった方は、当院のピアノボランティアとして朝のひとときに素敵な音色を奏でていただいている方々の中のおひとりです。病院にお出でになったときに耳を傾けていただければありがたいと思います。

2階では例年通り健康チェックのコーナーを設けましたが、今年も大勢の方が来場されました。皆様の健康管理にお役立ていただければ幸いです。
正面玄関前ではJAの皆様、腎友会の皆様のご協力をいただき、野菜などの販売をいたしました。
また屋外では柏崎警察署、消防署のご協力でパトロールカー、白バイ、はしご車が展示されました。

この場を借りて、今回の病院祭にご協力いただいた方々に心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
また、業務多忙の中、準備に奔走し、当日もスタッフとして協力してくれた当院の職員にも、感謝すると同時にお礼を申し上げたいと思います。

来年もまた趣向を凝らして皆様のお越しをお待ちしております。
病院祭が、「いい医療」を実践するために皆様と私達とをつなぐものとなってくれれば言うことなしです。

平成30年10月25日
病院長 藤原正博

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