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心肺蘇生とAED(自動体外式除細動器)

加茂暁星高校野球部の女子マネージャーが、学校から少し離れた野球場で練習後、走って学校に戻り、学校に着いた直後に倒れるということがありました。詳細はわかりませんが、突然の心室細動であったと言われています。 医療機関に救急搬 … 続きはこちら…

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専門医制度の行方

最近の医療は益々専門分化が進んでいます。医師だけではなく、看護師もそうです。否、他の職種においても「専門……」「認定……」という資格を持つ人々がいます。 「一芸に秀でる」という言葉があって、それはそれで意味のあることだと … 続きはこちら…

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無用の用

夏の全国高校野球大会が始まりました。甲子園球場は高校球児全ての憧れの場所です。甲子園に出たい、あのグランドでプレーしたいという強い思いが、日々の苦しい練習を続けられる原動力です。 しかし実際に甲子園に出てプレーできるのは … 続きはこちら…

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医師の働き方改革

電通の若い女性社員の過労自殺を受けて、政府は「働き方改革実行計画」をまとめ、2019年度からの実施を目指しています。 これは、時間外労働を原則月45時間とし、労使が合意した場合には年720時間(月平均60時間)を上限とす … 続きはこちら…

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「早過ぎる死」「若過ぎる死」

歌舞伎役者市川海老蔵の妻でフリーアナウンサーとして活躍し、乳がんとの闘病をブログで発信、大勢の人に勇気を与えて来た小林麻央さんが亡くなりました。34歳でした。 乳がんは早期発見できれば治る可能性が大きく、10年生存率はS … 続きはこちら…

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患者側と医療側との相互理解

多くの方々が医療は安全で確実なものだと考えておられるのではないかと思います。しかし残念ながらそれは幻想です。 自分の身体に何らかの不調を感じ、不安を覚えたとき、皆さんはその解決を求めて医療機関を受診します。そのとき、医師 … 続きはこちら…

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物忘れ

第一生命保険株式会社が主催した第30回サラリーマン川柳コンクールの結果が発表されました(第一生命保険株式会社のホームページより)。 応募総数55,067句のうち、第1位に輝いたのは、なおまる御前さん(30代、女性)の「ゆ … 続きはこちら…

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抗菌薬の適正使用

以前のコラムで抗生物質と耐性菌の話をしました。このまま抗生物質の濫用が続けば、抗生物質が効かない耐性菌が増え、それによる感染症のために死亡する人が増えるという話でした。 有効な対策が講じられなければ、2050年には全世界 … 続きはこちら…

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老いを受け入れる、死を想う

平成24年に出版されてベストセラーになった「大往生したけりゃ医療とかかわるな~自然死のすすめ」の著者中村仁一氏が、最近続編を出されました。「大往生したけりゃ医療とかかわるな【介護編】~2025年問題の解決をめざして」です … 続きはこちら…

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病院開設許可後80周年を迎えます

新年度となり、当院も66名の新人を迎えました。スタッフ全体の一割以上が入れ替わったわけで、かなり大幅な異動となりました。彼らが新しい環境に慣れて力を発揮するには、暫く時間がかかりそうです。皆さんにもご迷惑をおかけすること … 続きはこちら…

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柏崎地域の医療を守りましょう

柏崎のシンボルであったホテル「岬ひとひら」が、今月いっぱいで閉館とのこと。病院としていろいろと利用させていただいただけに、とても寂しい思いでおります。 他にも明治饅頭で有名な美野屋さんも閉店、またラーメンの一翔、居酒屋安 … 続きはこちら…

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ファミリーマート、オープン!

2月27日に院内ファミリーマートが新装開店いたしました。もうご利用になられましたか? 病院内になぜコンビニが、とお考えになるのもごもっとも。でも全国的にはそれほど珍しいことではありません。病院によってはコンビニ以外にもス … 続きはこちら…

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新型インフルエンザパンデミックへの危惧

全国的に猛威を振るったインフルエンザもそろそろピークを過ぎたようです。 しかし考えてみると、日本でインフルエンザが拡がるのは当然なのかもしれません。 インフルエンザはインフルエンザウイルスによる感染症で、主な感染経路は飛 … 続きはこちら…

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健康食品について

「目・肩・腰に○○○○○」「糖・脂肪の吸収をおだやかにする○○○」「脂肪を代謝する力を高め、体脂肪を減らすのを助ける○○○○○○」といったコマーシャルを、たぶん皆さんもテレビでご覧になったことがあるのではないでしょうか。 … 続きはこちら…

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高齢者の定義

先日、日本老年学会と日本老年医学会から、高齢者の定義を現在の「65歳以上」から「75歳以上」にすべきという提言がなされました。さらに65歳~74歳を准高齢者、90歳以上は超高齢者とすることも、併せて提言されました。 多く … 続きはこちら…

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地域医療構想と今後の柏崎の医療

あけましておめでとうございます。皆さんはどのような新年を迎えられたでしょうか。インフルエンザやノロなど各種ウイルス疾患が流行していますが、皆さんの体調は如何でしょうか。 私達は皆さんにいい医療を受けていただきたいと思って … 続きはこちら…

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栄光の陰に~日本の基礎研究の危うい将来

大隅良典氏が今年のノーベル医学生理学賞に選ばれ、12月10日にスウェーデンのストックホルムで授賞式が行われました。 受賞の対象となった業績は、「オートファジーの仕組みの発見」。 「オートファジー」というのは、細胞が自分自 … 続きはこちら…

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新語・流行語大賞

今年の世相を映した言葉を選ぶ「2016ユーキャン新語・流行語大賞」が発表されました。 年間大賞は「神ってる」。プロ野球広島カープの緒方孝市監督が、鈴木誠也選手の活躍を評して使った言葉です。 この他トップテンに入ったのは、 … 続きはこちら…

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自分で考えて意思表示をすることの大切さ

米国の大統領選挙が行われ、大方の予想を覆してドナルド・トランプ氏が勝利をおさめ、次期大統領に就任することになりました。過激な発言を繰り返したトランプ氏への風当たりは強く、戦前の予想では70%以上の確率でヒラリー・クリント … 続きはこちら…

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男女共同参画社会

内閣府による「男女共同参画社会に関する世論調査」の結果が公表されました。 調査は今年の8月25日から9月11日の間に、全国の18歳以上の5,000人を対象として、調査員が個別に面接するという方法で行われ、3,059人(6 … 続きはこちら…

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人間の寿命

厚生労働省の発表によれば、平成27年(2015年)の日本人の平均寿命は男性80.79歳、女性87.05歳でした。 1890年代から50年間は男女とも40歳代だったものが、1947年に男性50.06歳、女性53.96歳と、 … 続きはこちら…

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未成年安楽死のニュースに触れて思うこと

ベルギーで未成年が安楽死した、という報道がありました。年齢や性別など詳細は明らかにされていません。ベルギーでは安楽死が合法化されており、未成年も肉体的な苦痛があって死が間もない患者で、親の同意があれば安楽死ができることに … 続きはこちら…

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大地震に備える

先日イタリア中部で大地震が発生、多数の死傷者が出て、避暑地として名高いアマトリーチェの街が崩壊しました。また同じ日にミャンマーでも地震があり、貴重な仏教遺跡に大きな被害が出たとのこと。 日本でもついこの間熊本で大きな地震 … 続きはこちら…

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「患者力」という言葉をご存知ですか?

かつての医療は「お任せ医療」とか「パターナリズム」とか呼ばれて、医師が絶対的な権限を握っていました。医師は患者さんに対して「素人は黙ってプロである自分の言うことに従って入ればいい」という態度をとり、また患者さんも「自分は … 続きはこちら…

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収入による医療格差への懸念

以前から米国においては収入と平均寿命が相関することが予想されていました。たとえば州別の健康保険カバー率と平均寿命をみてみると、健康保険カバー率が低い⦅即ち低収入のために保険に加入できない人が多い⦆州は平均寿命が短く、健康 … 続きはこちら…

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在宅死

自宅で死を迎える人の死亡者全体に占める割合について、市町村別にまとめたデータ(2014年)が厚生労働省から公表されました。人口5万人以上の自治体で最も多かったのが兵庫県豊岡市の25.6%、最も少なかったのが愛知県蒲郡市の … 続きはこちら…

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熱中症の話 その2

6月は急に暑くなり、熱中症で救急搬送される方が続出しました。体が暑さに慣れていないと、急な温度変化にうまく対応できないため、熱中症になりやすいと言われています。 7月に入り、これから本格的な夏を迎えますが、この夏はラニー … 続きはこちら…

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「色」の力

私達が目にする周囲のものには、みんな色がついています。空は青く、雲は白~灰色。周辺の田んぼの稲は緑を増しつつあります。それが秋になると黄金色になります。病院の建物は白っぽい色です。いろいろなお店はそれぞれ趣向を凝らして赤 … 続きはこちら…

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専門医志向の落とし穴

医療ガバナンス学会という学会があり、そこが発行しているメールマガジンがあります。その第114号に以下のような内容の文が載りました。 希少がんの一つである肉腫(詳細については不明)の女性患者で、発症後11年が経過、その間に … 続きはこちら…

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血圧計の話

日本高血圧学会から出されているガイドラインによれば、「収縮期血圧が140 mmHg以上、かつ/または拡張期血圧が90 mmHg 以上の場合に高血圧とする」とされています。皆さんが普段口にされる「上の血圧」とか「最高血圧」 … 続きはこちら…

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人工知能と医療

将棋においてコンピュータが人間のプロ棋士を破るという話題はかなり以前に報道されましたが、ゲームの中で最も難しいとされる囲碁において、負けるわけがないと思われていた人間の、しかも世界で一番強いとされるプロ棋士が、人工知能「 … 続きはこちら…

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がん治療における緩和ケア

前回のコラムで、大病院でがんの治療を受けていた患者さんが、種々化学療法で効果が得られず、担当医に「ウチではもうやることがないので、あとはホスピスなどで緩和を」と言われて途方に暮れ、がん難民となる、という話をしました。緩和 … 続きはこちら…

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がん難民を生み出すもの

前回のコラムでEBM(Evidence-based medicine~根拠に基づいた医療)の話をしました。ちょっと難しかったかもしれませんね。でもエビデンスのみにこだわると、表題に掲げたがん難民を生むことになりかねません … 続きはこちら…

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エビデンスとEBM

エビデンスというのは「証拠」とか「根拠」という意味です。EBMというのは「Evidence-based medicine (科学的)根拠に基づいた医療」のことです。皆さんも言葉くらいは耳にされたことがあるかもしれませんね … 続きはこちら…

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感情表出とコントロール

アンガーマネジメントという言葉をご存知ですか? アンガーは怒り、マネジメントは対処とか制御という意味です。日本アンガーマネジメント協会という組織があって、そこが「アンガーマネジメント大賞2015」というものを発表しました … 続きはこちら…

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7対1看護基準を取得します

前から申し上げているように、医療は「人と人」、いい医療を提供するためには「人」が必要です。しかし当院は仕事の内容に比し、医師、看護師、薬剤師などのスタッフが不足しています。少ない中でなんとかいい医療を提供しようとみんなが … 続きはこちら…

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自分で考える

皆さん、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。 長年女子サッカー界を牽引して来た澤 穂希選手が昨年末引退を表明、その最後の試合となった皇后杯決勝戦では、自らヘッディングシュートを決め、1対0で … 続きはこちら…

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「いい医療」を受けるために

平成23年4月に始めたこのコラムも、いよいよ100篇目となりました。ご愛読(していただいているかどうかはわかりませんが)に感謝申し上げます。 このコラムを書き始めたのは、混沌とした医療情勢の中で、皆さんに満足のいくいい医 … 続きはこちら…

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病気に対する差別意識

この11月から外科外来北側に化学療法センターをオープンしました。これまで、内科、外科、泌尿器科でバラバラに行われていたがんの外来化学療法を、一か所にまとめ、患者さんにより良い環境で治療を受けていただくためのものです。 と … 続きはこちら…

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外来棟を増築しました

外来棟増築工事が終了し、11月4日から運用を開始します。これまでの工事期間中、外科外来を受診された方および入院中の患者さんには騒音でご迷惑をおかけしました。お詫び申し上げます。 さて、増築された建物ですが、1階はがん化学 … 続きはこちら…

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イグ・ノーベル賞って…

今年のノーベル賞が発表され、大村 智氏が医学・生理学賞を、梶田隆章氏が物理学賞を受賞しました。地道にコツコツと努力を積み重ねて来られたことに対して、心より敬意を表します。 毎年有力候補に挙がっている作家村上春樹氏は、残念 … 続きはこちら…

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日本語を大切にしましょう

最近、ある企業では社内の公用語を英語にしたとのこと。また某大学医学部では、教授回診やカンファレンスを全て英語を使ってやっているそうです。私達の母語である日本語を使わずに、英語をコミュニケーションの手段とするメリットはどこ … 続きはこちら…

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産科医療崩壊の危機!

まず地域住民の皆様にお詫びをしなければなりません。先日当院のホームページに掲載いたしましたが、心ならずも当院での分娩を制限させていただかざるを得ない事態となってしまいました。 当院では年間350件前後のお産を2名の常勤産 … 続きはこちら…

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サマータイム ~時間を操作することの是非

皆さんは「サマータイム」をご存知でしょうか。欧米を中心に、夏の間、時計の針を1時間進めるという制度です。たとえば米国では、3月の第2土曜日午前2時(現地時間)に時計の針を1時間進めて3時とし、11月の第1日曜日午前3時に … 続きはこちら…

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人生の終(しま)い方

最近、「欧米に寝たきり老人はいない~自分で決める人生最後の医療」(宮本顕二・礼子 著、中央公論新社)という本が出版されました。超高齢社会における高齢者医療のあり方について、考えさせられる内容です。ご一読をお勧めします。 … 続きはこちら…

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年齢と時間感覚~ トシをとると、なぜ時間が速く過ぎるのか

トシをとるにつれて、時間が速く過ぎるようになった…、そうお感じになる方って、けっこういらっしゃるのではないでしょうか。 斯く言う私も、最近やたら時間の流れを速く感じます。たとえば、外来で1か月あるいは2か月ごとに受診され … 続きはこちら…

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地域完結型の医療を今後も維持するために

6月1日、JR浦佐駅のすぐ近くに魚沼基幹病院が開院しました。救命救急センターを併設する全354床(いずれ454床へ増床予定)の総合病院です。これに伴い、県立小出病院と県立六日町病院がそれぞれ魚沼市立、南魚沼市立の病院とな … 続きはこちら…

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なるほど、そうだったのか(その2)

以前のコラム(82)で「沈みゆく大国 アメリカ」(堤 未果 著、集英社新書)という書籍をご紹介しました。 保険会社が実権を握るアメリカ医療が様々な問題を抱えていること、そしてアメリカ国民を救うかと思われたいわゆるオバマケ … 続きはこちら…

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五月病(ごがつびょう)

皆さんは「五月病」という言葉をお聞きになったことがあるでしょうか。 4月に新たに大学に入学、あるいは就職し、「よーし、頑張るぞ」と意気込んでいた人が、5月のゴールデンウィーク明け頃からいわゆるうつ状態に陥ってしまうという … 続きはこちら…

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薬にまつわる話、アレコレ

先日朝日新聞が、「飲めずに『残薬』、山積み 高齢者宅、年475億円分か」と題する記事を報じました。 薬を飲んでおられる方は経験があると思いますが、いろいろな理由でつい飲み忘れ、何日分かが余ってしまうことがありますよね。私 … 続きはこちら…

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