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新潟医療センター研修医のミシガン大学体験記

2014/08/01

私はミシガン大学内科学教授のSanjay Saint教授に受け入れて頂き、2週間ミシガン大学ヘルスケアシステムを訪れました。ミシガン大学はアナーバーという都市にあり、日本からは成田からデトロイト空港まで直通便で約13時間、そこから車で30分ほどかかるところにあります。

ミシガンに着いた翌日から、ミシガン大学の協力病院であるVeterans Affairs Hospitalの一般内科で、レジデントや学生たちと回診をしたり、講義や症例検討会に参加したりさせて頂きました。回診では毎朝レジデントが上級医に対して現病歴、身体所見やバイタルサイン、検査結果などを事細かにプレゼンテーションし、上級医とディスカッション、フィードバックを受けている姿が印象的でした。またMorning ReportsやIntern Bootcampといった症例検討会も連日行われており、チーフレジデントが司会をしながらレジデントたちが盛んにディスカッションを行っていました。自分はここまで細やかに患者さんのことを把握してプレゼンテーションしたり、自分の意見を主張したりすることは日本で出来ていなかったと思い、反省しました。

滞在中はキャンパス内のアパートに住んでいましたが、そこには現地の学生だけでなく、中国や韓国から留学している学生も住んでいました。大きな食堂があり、食事や掃除などはほとんど住人が当番制で行うことになっていました。私は夕食係として野菜や肉を切ったり、皿洗いをしたりして、大変でしたが(当時70人以上住んでいたのでとてつもない量でした)、ほかの留学生と仲良くなる良い機会でした。

また、ミシガン大学へは日本からドクターや社会人の方が多数留学されているそうですが、偶然にもその日本人会のリーダーの方とお会いすることができ、さらにその方のおかげで当院で以前働いていた先生にもお会いすることができました。現地で日本人と会うと甘えてしまい、英語の勉強にならないと思っていましたが、実際にお会いすると情報交換も出来るし、アメリカで生活していくうえでの心の支えになったと思います。ラーメンやお寿司の美味しいお店に連れて行って頂けたりしたのも良い思い出です。

滞在を通し、Saint教授をはじめとした大学のスタッフの方々は大変優しく接してくださいました。教授のご自宅でホームパーティーを開いてくださったり、教授の奥様がショッピングモールに連れて行ってくださったり、日本語のわかる医学生を紹介してくださったりと、大変なおもてなしを頂戴しました。医療スタッフだけでなく通りすがりの人でさえ親切で、気候も過ごしやすく、アナーバーはとても素敵な街でした。機会があればまた訪れたいと思います。

homeparty Resident Saint