ファミリーマート、オープン!

2月27日に院内ファミリーマートが新装開店いたしました。もうご利用になられましたか?

病院内になぜコンビニが、とお考えになるのもごもっとも。でも全国的にはそれほど珍しいことではありません。病院によってはコンビニ以外にもスターバックスやタリーズなどのコーヒーショップが入っていたり、レストランがあったり、ところによっては様々な店舗が集まってショッピングモールを形成している病院もあるようです。
都会の大病院で外来患者数が多いところでは、待ち時間を有効に活用してもらおうということでショッピングモールをつくったという話を聞いていますが、いずれにしても、病院のイメージが昔とは変わって来ていることは確かです。

当院が現在地に新築移転したのは平成3年ですが、その数年位あとから病院のアメニティ(生活環境の快適さ)が注目されるようになりました。かつての病院はいかにも「収容所」というイメージが強かったのですが、患者さんの生活の場として病院を考え直そうという流れが生まれ、定着したのです。かつての8人部屋とか10人部屋なんてとんでもないということで、個室を増やし、多床室はせいぜい4人、ということになりました。さらに多床室であっても各ベッド脇に窓があって外の景色を見渡せるよう、病室の構造が工夫されるようになりました。当院は残念ながらそういう流れが沸き起こる少し前の建物であるため、「古い」部分がかなりあります。

大きな地震に2回揺さぶられ、いろいろなところが傷んでいて、雨漏りするところもあります。私としてはなんとか病院を新しくしたいと思ってはいるのですが、厚生連内にはもっと古い病院があり、まずはそちらが優先、順番からすると当院の建て替えはずっと先のことになります。それまでは今あるこの建物をうまく使っていくしかありません。
せめて療養環境の改善を図りたいと考えて、6床室を廃止して4床室にと思ったのですが、そうすると病床数がかなり減ってしまい、時期によっては入院の需要に応えられない可能性があることが判明し、実現できませんでした。

当院にショッピングモールを、というのは非現実的ですが、外来にお出でいただいた方に待ち時間の間にちょっとした買い物をしていただく、あるいは入院している方が病院「外」の雰囲気を味わっていただく、という点で、この度オープンしたファミリーマートはお役に立つのではないかと考えています。
また職員にとっても、お昼の弁当を調達するにあたって少し選択肢が増えてよかったかなと思っています。

店の宣伝をするわけではありませんが、上手にご利用いただければ、と思います。また病院内のコンビニということで、こういうものを扱ってほしいというご要望がございましたら、総務課までお知らせ下さい。店側に伝えます。

平成29年3月9日
病院長 藤原正博

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