カテゴリー: 院長の部屋

酒は百薬の長、されど万病の元

「酒は百薬の長」と言われ、実際に少量の酒(350mlの缶ビール1本、日本酒0.5合、ワイン130ml程度)を飲む人の方が全く酒を飲まない人よりも死亡率が低いというデータもあるようです。でも好きな方はこの程度ではすみません … 続きはこちら…

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北陸新幹線開業ブームの中での柏崎

3月14日に北陸新幹線が金沢まで開業、それに伴って他の鉄道各線にもいろいろな変更がありました。 北越急行ほくほく線とJR北陸線を経由して越後湯沢と金沢を結んでいた特急はくたか号が廃止となり、名称だけは北陸新幹線に引き継が … 続きはこちら…

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がんサロンのこと、再び…

人気アナウンサーの伊勢みずほさんが、自身のブログで乳がんの治療を受けておられることを公表され、新聞でも報道されました。 がんと告げられたときの動揺、その後の心の動き、抗がん剤治療のつらさ、そして支えてくれるご主人や周辺の … 続きはこちら…

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抗生物質と耐性菌

2月12日は「ペニシリンの日」だそうです。 普段医療に縁のない方であっても、ペニシリンという名前はご存知だろうと思います。細菌感染症に対する特効薬として、20世紀最大の発見の一つと言われています。 ペニシリンを最初に発見 … 続きはこちら…

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救急医療の現場での戸惑いと憂い

先日、静岡県磐田市の病院の救急外来で、医師が患者の父親に対して「クソ、死ね」という暴言を吐いて口論となり、その模様が「You Tube」という動画サイトに投稿されて話題になっているという記事が共同通信社から配信され、新聞 … 続きはこちら…

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なるほど、そうだったのか

最近読んだ本の中で、常々私が疑問に感じていたことに対してある程度の答を与えてくれたものがありますので、皆さんにもご紹介したいと思います。 まず矢部宏冶著「日本はなぜ、『基地』と『原発』を止められないのか」(集英社インター … 続きはこちら…

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不眠と睡眠薬の話

あけましておめでとうございます。良いお年をお迎えになられたでしょうか。初夢はご覧になりましたか? 「一富士二鷹三茄子」と言いますが、皆さんの夢はどのようなものだったでしょうか。 ぐっすり眠って縁起のいい夢をみることができ … 続きはこちら…

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予防接種の話

人間のからだは巧妙にできていて、細菌やウイルスなどの病原体が体内に侵入するのを防ぐ仕組みがあり、それを免疫と言います。 簡単に概略をご説明します。 病原体が体内に侵入すると、マクロファージと呼ばれる細胞や樹状細胞などが集 … 続きはこちら…

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学会への参加

10月31日から11月2日までの3日間、大阪で日本血液学会総会・学術集会が開催されました。毎年秋に各地で開かれ、今回で通算76回目となります。正会員が7,100余名で、そのうち6,000名ほどが参加したとのこと。私も2年 … 続きはこちら…

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安楽死と尊厳死

ブリタニー・メイナードさん、29歳が、予告通り11月1日に自ら死を選んだことが報道されました。米国オレゴン州の自宅のベッドで、家族に囲まれ、医師から処方された薬を飲んで、安らかに息を引き取ったとのこと。 テレビや新聞など … 続きはこちら…

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病院祭にお出でいただき、ありがとうございました

10月25日の病院祭、お蔭様で大盛況でした。天候に恵まれたこともあり、来場者数は1,350名で、過去最多となりました。お出でいただいた皆様に心より御礼申し上げます。様々なイベントにご協力いただいた方々に、感謝申し上げます … 続きはこちら…

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自然の力

長野・岐阜県境にある御嶽山が9月27日昼頃突然噴火しました。紅葉の見ごろということで、大勢の登山者があり、頂上付近には250名ほどの人がいたとのこと。テレビ画面には噴煙が立ちのぼり、ものすごいスピードで登山者に迫って来る … 続きはこちら…

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医療技術の進歩と人間

オーストラリア人夫婦がタイで代理出産を依頼、生まれた男女の双子のうち、健常の女児のみを引き取り、ダウン症の男児の引き取りを拒否したという報道が話題を呼びました。 また、出生前診断で異常がみつかると、97%の人が中絶してい … 続きはこちら…

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チーム医療の話、再び

台風の影響で2日遅れで始まった夏の高校野球甲子園大会は、大阪桐蔭高校の優勝で幕を閉じました。新潟県代表の日本文理高校は惜しくも準決勝で敗退しましたが、堂々たる戦いぶりで、見る者に感動を与えてくれました。 その日本文理高校 … 続きはこちら…

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患者会のご案内

ほぼ全ての人がいつか何らかの病気になるとは言っても、実際に病気になるとどうしていいかわからずあたふたするというのが実際のところでしょうか。 病気にもいろいろあります。たとえばかぜのように、一時期はつらいけれど、放っておい … 続きはこちら…

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死を学ぶ、死を教える

ヒトには寿命があって、いつか必ずお迎えが来る、そしてほぼ全てのヒトが何らかの病気に罹る…、考えてみれば当たり前のことなのに、多くの人はそのことに触れたがりません。自分だけは死なない、自分だけは病気にはならない、多くの人は … 続きはこちら…

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病院ボランティア

もう30年くらい前になりますが、私が研究者として米国に留学していた折、当地の病院を見る機会がありました。病室が広くゆったりしていること、個室と二人部屋が基本で、日本のような大部屋がないことなどの施設面での彼我の違いを感じ … 続きはこちら…

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足るを知る

人間の欲望には限りがありません。どんな欲を持つかは人それぞれでしょうが、人間としての一番の欲は、「不老不死」でしょうか。そのための薬を追い求めた秦の始皇帝の話は有名ですね。しかし残念ながら不老不死は望めず、人間には必ずお … 続きはこちら…

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東日本大震災の被災地を巡る

先日、連休を利用して、東日本大震災の被災地を巡って来ました。三陸鉄道北リアス線、南リアス線が全線開通したという明るい話題もある中で、現在の被災地の状況をこの目で見てみたいと思ったのです。 震災直後に医療救護班として出動す … 続きはこちら…

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混合診療について

日本においては基本的には国民皆保険制度のもと、いつでもどこでも比較的安い自己負担で(原則3割負担)、ある一定レベルの医療を受けることができます。ただ、これはあくまでも保険で認められた医療についてであって、保険で認められて … 続きはこちら…

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保険診療と消費税

この4月から、消費税率が5%から8%にアップしました。来年秋にはさらに10%まで上がる予定です。皆さんの中には消費税が上がる前に家や車や大型家電など高価な買い物をされた方もいらっしゃるのではないでしようか。 消費税は平成 … 続きはこちら…

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気分一新

看護師不足のために西3階回復期リハビリ病棟を一時休眠せざるを得ず、市民・村民の皆様には大変ご迷惑をおかけしましたが、この4月より新人看護師および他病院からの応援を得て、再び元の状態に戻すことが可能となりました。脳血管疾患 … 続きはこちら…

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皆さんにも読んでいただきたい書籍

 私は週に1回は本屋に足を運び、医療関係の書籍を中心に、おもしろそうな本を購入します。なかなか全部は読み切れず、自宅や病院長室の机上にツンドクになっているものもあるのですが、できるだけ時間をみつけて読むようにしています。 … 続きはこちら…

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医学雑誌への学術論文の掲載

 私達人間も含めて、高等動物の身体はたった1個の受精卵に由来します。つまり1個の細胞が分裂・増殖して様々な臓器・組織をつくり出すのです。ですから受精卵は万能細胞ということになります。  かつてはいったん分化・成熟した細胞 … 続きはこちら…

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病気と偏見

 皆さんは「キャンサーサバイバー」という言葉をご存知ですか? 「キャンサー」は「がん」のこと、「サバイバー」は「生き残り/生存者」のことで、直訳すれば「がんで生き残った人」ということになります。つまりいったんがんという病 … 続きはこちら…

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回復期リハビリ病棟の一時休眠について

 日頃地域の皆様に当院をご利用いただいていることに対しまして、心より御礼を申し上げます。当院は救急医療とがん医療を中心とする急性期病院ではありますが、同時に脳血管疾患や整形外科的疾患の患者さんが、病状が落ち着いた後にリハ … 続きはこちら…

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療養環境と差額ベッド

 生活の場としては我が家に勝るものはありませんが、病気やけがで入院を余儀なくされ、暫くは病院で過ごさなければならない場合も出てきます。そんな時、皆さんはどういう環境で過ごしたいと思われるでしょうか。  かつての病院は6床 … 続きはこちら…

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白衣雑感

 医学部の学生時代、臨床実習に際し、「患者さんの前に出るときは、ネクタイを締めて白衣を着なさい」と言われ、そういうものかと思ったのですが、医師になって実際の臨床現場に出てみると、ネクタイで首を締め、コート型の白衣で身を包 … 続きはこちら…

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医師臨床研修について

 今回は医師の臨床研修についてお話ししてみます。一般の方々にとってはどうでもいいことかもしれませんが、たびたびマスコミでもとりあげられますので、知っておいていただく方がいいのではないかと思います。   先日、医師の臨床研 … 続きはこちら…

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がん患者サポート企画について

 現在は二人に一人はがんという病気に罹り、三人に一人はがんで死ぬと言われる時代で、がんはそれほど珍しい病気ではありません。でも多くの人は自分だけはがんにはならないと思っているようで、実際にがんと診断されるとあわてふためく … 続きはこちら…

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いい医療の実現のために

 前々回のコラムで柏崎地域の、そして当院の医療についての問題点あるいはご不満な点をお聞かせ下さいと申し上げたのですが、残念ながら一通のご意見もいただけませんでした。   死ぬまで医療とは無関係という人はほとんどいないと思 … 続きはこちら…

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中学生の職場体験

 この7月、8月で、柏崎・刈羽地域のいくつかの中学校の職場体験を受け入れました。生徒がそれぞれ自分の関心のある職場を選んで訪問するという形だったようで、当院に来られたのは将来医療関係の仕事に就きたいという希望を持った方々 … 続きはこちら…

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医療に対する満足度が低いのは何故?

 先日、柏崎市地域医療連携会議が開催され、様々な立場の方々15人が委員として委嘱されました。私もその中の一人として加わることになりました。今後約2年にわたって議論を重ね、柏崎市におけるより良い医療の在り方を模索していくこ … 続きはこちら…

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熱中症の話

 6月半ば頃から急に暑くなり、熱中症になる人が増え始めました。7月に入ってからは梅雨が明けた西日本、東日本を中心に猛暑が続き、熱中症で救急搬送される人が急増しています。  消防庁の統計によれば、7月~9月の熱中症による救 … 続きはこちら…

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それは誤解です

 院内に投書箱を設置してありますが、お寄せいただいたご意見は管理者会議で検討、病院運営の参考とさせていただいております。  ただ、中には誤解していらっしゃるのではないかと思われるものも見受けられます。たとえば「完全看護」 … 続きはこちら…

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がんとどう向き合うか

 映画女優として活躍中のアンジェリーナ・ジョリーが、将来の乳がん発症を予防するために乳房の切除手術を受けたという報道がなされ、大きな話題となっています。皆さんは彼女の決断をどう評価されるでしょうか。  (若い)女性が裸に … 続きはこちら…

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認知症の話

 人間みんな齢をとると物忘れをしやすくなります。人の名前が思い出せなかったり、ドラマのタイトルが思い出せなかったり、といったことは、齢をとるとよくあることです。「この人、あれじゃない? 去年やっていたあのドラマに出演して … 続きはこちら…

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医療を否定することの行方

 皆さんは最近出版された以下の書籍をお読みになりましたか? あるいはタイトルだけでもご存知ですか?    「大往生したけりゃ医療とかかわるな」(中村仁一著、幻冬舎新書)   「健康常識はウソだらけ」(奥村 康著、ワック) … 続きはこちら…

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新しい力

 この4月、当院は大勢の新人を迎えました。厚生連という組織内での異動です。この中にはこの春大学あるいは専門学校を卒業して初めて社会人となった人もいれば、他施設から転勤で来られた人もいます。もちろん3月いっぱいで当院を離れ … 続きはこちら…

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医療の質、アクセス、コスト

 病院長として4年目に入ります。今回は今後の医療の方向について考えてみたいと思います。   本題に入る前にまず言葉の解説をします。  アクセスには「閲覧」「権利」「面会許可」「通路」「交通手段」「接近」などの意味がありま … 続きはこちら…

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どこで死ぬか~自宅? 病院? 緩和ケア病棟? 施設?

 人間の命には限りがある、ヒトは必ず死ぬということは、これまで再三申し上げて来ました。死因の第一位は悪性新生物、いわゆるがん(35万3千人余り、厚労省「人口動態統計」2010年)、次いで心疾患、第三位は脳血管疾患です。老 … 続きはこちら…

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後医は名医

 だいぶ前になりますが、「かぜ」の診断は意外に難しいという話をしました。発熱、鼻水、のどの痛み、咳など、いわゆる上気道炎様症状は、確かにかぜによる場合が一番多いのですが、ときには肝炎、腎炎、心筋炎、白血病などの重篤な病気 … 続きはこちら…

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感謝の心

 私は20年間長岡の病院に勤務しておりましたので、自宅も長岡市にありますが、現在は柏崎市に居を構え、住民票も移して柏崎市民の一人です。でも時々長岡の自宅に戻ることがあります。今年の正月も長岡で迎えました。   我が家は比 … 続きはこちら…

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口腔ケア

 本題に入る前にちょっと余分な話を…。皆さんは「口腔」を何と読みますか? 医療関係者は迷うことなく「コウクウ」と読むでしょう。そう教えられてきたからです。でも「腔」という字に「クウ」という読みはありません(漢和辞典をご参 … 続きはこちら…

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みんな、最初は「はじめて」なんです

 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。  新年最初のコラムは「みんな、最初は『初めて』」。   皆さんがよくおっしゃる言葉に「こんなこと、初めてです」というのがあります。血圧を測ってみたら高 … 続きはこちら…

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阿吽(あうん)の呼吸

  現在の医療はインフォームド・コンセントの概念に基づくものとされており、どちらかというと白黒をはっきりさせないとだめという部分があります。  インフォームド・コンセントはかつて「説明と同意」と訳されましたが、これは誤訳 … 続きはこちら…

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マスクの話

 そろそろインフルエンザに罹患した患者さんが出てきているようで、昨年に比べると少し早いかなという印象です。RSウイルス感染症も流行っているようです。これから冬に向かい、いわゆるかぜに罹りやすい時期となります。  当院では … 続きはこちら…

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病院って、サービス「業」?

 「医療はサービス業である」とよく言われます。でもホント?  まず「サービス」とは何か…。  手元にある国語辞典には「個人(客・来訪者)や社会や家族に対する奉仕的な活動、また、職務としての役務提供。狭くは、㋐客への接待、 … 続きはこちら…

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プロの技(わざ)

 先日、少し遅い夏休みをとって、ローマ・パリとその周辺を巡るツアーに参加しました。  一日目は飛行機で成田からローマに。翌日はローマ市内観光でした。まずバチカン美術館のシスティーナ礼拝堂へ。そこで有名なミケランジェロの描 … 続きはこちら…

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DMAT(ディーマット)の話

  皆さんはDMATをご存知ですか? そんな横文字、自分には関係ない、とは言わないで下さいね。当院を含めた柏崎地域が大きな被害を受けた中越沖地震、そして東日本大震災において、現地が混乱する中、初期医療体制の構築のために大 … 続きはこちら…

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